「結婚式場を東京の中央区にするとどうなる。銀座くらいしか見どころがないかな。」 私がそう言うと、友人は食べかけた刺身を置いてこう言いました。「何言ってんだよ。中央区なんて言ったらもうすごいとこだよ。隅田川と神田川が流れていて、月島、佃といった昔ながらの情緒を保っている地域がある。佃ってのは佃煮が発祥した地域だよ。知ってた?」「知らなかった。だいたい佃なんていう地名があるのも知らなかった。」「ダメだな。頭は生きているうちに使えよ。そうだ、築地も日本橋も中央区じゃん。」 築地に行って新鮮な刺身を食べたいとつぶやきながら、友人はさっき食べかけた刺身を口に運びました。
徳島の結婚式場で披露宴を行う際に、「花嫁菓子」というものが入っている時があります。「花嫁菓子」というのは紅白の、口に入れると「じゅわっ」ととけてしまうような柔らかいおせんべいです。徳島の風習では、花嫁さんがご近所に「初歩き」をする際にこの「花嫁菓子」を配ってご挨拶をしたようです。この花嫁菓子は今でも婚礼の際の定番菓子として残っています。
徳島では結婚式場又は結婚式をあげる神社に行く前に、必ずしてきたことがあります。それは「初歩き」というものです。徳島の結婚式では、昔当たり前に行われていたこの風習の初歩きも、見かけることが少なくなりましたが、以前の徳島での結婚にはかかせないものでした。まず、お嫁にいく新郎の家に白無垢姿で出かけます。そして勝手口から入ります。そして新郎のご両親へ挨拶をし、ご先祖様が眠っている仏壇に結婚の報告をします。これは花嫁さんがこの家の住人になるための大切な儀式です。
結婚式場を神戸でという人たちだけでなく、北野は多くのファンをもつ町です。私も以前訪れたことがありますが、洋館めぐりをしていて当時の家具や調度品がそのまま残された部屋に入ると、まるでタイムスリップしたような気持ちになりました。そしてピアノの置かれた居間はシーンとして静かで、故郷の歌を弾く母親の姿、ソファーに横たわって本を読み耽っている父親、そのそばでぬいぐるみと遊ぶ子供の姿が見えてくるような不思議な感覚に陥ったのを、今でもはっきり覚えています。
結婚式場を神戸の北野でという人の期待に応えて、ここにはお洒落な結婚式場がたくさんできています。中でも庭で行うパーティー形式の結婚式場には人気が集まっています。この式場の魅力は、料理が本格的で上品であるだけでなく堅苦しくないカジュアルさがあるところです。結婚する二人の要望を元に専門のウェディングプランナーによってプロデュースされた演出が功を奏し、ユニークさと上品さを兼ね備えた結婚式を実現させています。